From:桂裕
@大阪梅田のタリーズより…
「人生100年時代の稼ぎ方」を読んでおります。
最初のページから読み始めるのではなく、
最初に目次を見て、気になるところから
どんどん飛ばし読みしています。
なかでも、「なるほど!そうだよな!」と
強く思うところがありましたので、
今日はそのお話しをさせていただきたいと
思います。
私が普段からお伝えしている
あなたは、何の専門家なのか?
にも通じるものがあるんじゃないかなと。
「ジェネラリスト」ではなく「スペシャリスト」
84Pより引用。
「ジェネラリスト」とは、どんな部署でも対応できるような柔軟性がある人材で、
日本の企業に多い年功序列型、もしくは終身雇用型の組織で重宝される。
一方、「スペシャリスト」は、特定の分野に関する深い知識とスキル、
経験があって、高いパフォーマンスを発揮する人材。
著者の久保昭彦さんはこのように定義されていらっしゃいます。
個人起業家であれば、「起業コンサルタント」「税理士」「目標達成コーチ」
なんていうのが、前者の「ジェネラリスト」
なんでもできます!は今の時代、何の専門家でもありません、私。
と言っているようなもの。
こんな人には誰も仕事を頼もうと思いません。
一方、今売れている起業家というのは、
ある特定のターゲットの、ある特定の悩み(願望)を
解決できる「スペシャリスト」、つまり、専門家、ですね。
「すいません!私は●●しかできません!でも●●なら日本一です!
私にお任せください!」
あなたはこう言えているかどうか?
文中で久保昭彦さんは
日本企業の生産性の低さについても
説明されていらっしゃいます。
日本企業で出世しようと思ったら、
いろんな部署を経験する必要があります。
その結果、どうなるか?
マーケティングの経験が全くないにも
かかわらず、突如「マーケティング部長」が
誕生してしまうことがあるそうです。
そりゃ、生産性上がらんわな。
これは、何も組織で働く人をバカにしているわけではありません。
組織であれば、生産性の低さは
なんとかチームで挽回できるかもしれません。
ですが、個人起業家はそういうわけには
いきません。
と考えると、
「ジェネラリスト」の起業家が
一番たちが悪いのかも。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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